中国工程院の袁亮院士は16日、中国山西省太原市で開幕した第4回中国国際エネルギー産業博覧会の席上「2030年までに、中国の炭層メタンの生産量は900億立方メートルに達する見込みだ。省エネ効果から見れば、この量は億トンレベルの石炭、または三峡ダムの年間発電量の1.5倍にあたる」と紹介しました。
袁亮院士は「中国の炭層は複雑な状況にあり、90%以上が人工的に採掘され、70%以上の炭鉱はガス濃度が高い。長い間、炭層メタンの開発は世界的な難題となっており、うまく解決できなければ事故の発生につながる。今後、政府が引き続きこの面に対する投資を拡大することを期待している」と語りました。
なお、中国の石炭資源の総量は5兆5700億トンで世界3位を占めており、炭層メタンの量は36兆8千億トンに達するということです。(Yin)暮らし・経済へ
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