中国海洋局衛星海洋応用センターが7日、発表したところによりますと、中国は、2020年までに8基の海洋衛星を打ち上げ、中国の全ての管轄海域と地球全体における海洋水色環境と動力環境リモートセンシング観測の能力をもつようになるということです。

　この8つの海洋衛星には、4つの海洋水色観測衛星、2つの海洋動力環境衛星と2つの海陸レーダー衛星が含まれます。これにより、以上の観測能力を実現すると共に、中国の黄岩島、釣魚島、中沙、南沙諸島の全ての島嶼および海域の観測が強化されます。

　現在までに、2つの「海洋一号」シリーズ海洋水色観測衛星と1つの「海洋二号」シリーズ動力環境衛星が打ち上げられ、黄岩島を含む南海海域の海洋環境観測を実現しました。（ooeiei、大野）暮らし・経済へ