第3回中国民族祭サミットが6日吉林省延辺朝鮮族自治州の延吉市で開幕しました。

　今度の大会は「民族祭のブランド作り、優れた伝統文化の伝承」がテーマです。2012年度の中国のフェスティバル産業の発展状況を総括したうえ、伝統的な民族と民俗文化の保護や伝承を検討し、優れた民族祭のブランド作りや影響力拡大に取り組みます。そして、それによる観光業の促進のための課題を討議します。

　中国の祭りやフェスティバルはバラエティに富んでいます。ここ数年、中国では、毎年様々な祭りやフェスティバルが1万以上行われ、民族、経済、観光、文化など多岐にわたっています。民族祭サミットの開催は各種の祭りやフェスティバルを総括して検討し、中国のフェスティバル産業の健全な発展や民族と伝統文化の伝承につながると見られます。

　また、今回のサミットでは、ネットユーザーによる投票と専門家の審査によって、中国で最も特色のある民族祭や最も国際影響力のある民族祭、最も革新価値に恵まれた民族祭、最も魅力のある都市などが選出される予定です。（09/06　Lin、志摩）

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