国家工商行政管理総局の付双建副局長は3日に、中国西南部の雲南省昆明市で「2011年末時点で、中国の市場主体は5062万戸あるのに対して、商標権を持つ量はわずか551万件で、平均すれば9つの市場主体に対し商標権を1つ持っていることになる。中国の市場主体の商標権意識を強化していく必要がある」と指摘しました。
これはこのほど開かれた2012年中国商標権年会で述べられたものです。付双建副局長はまた「中国は商標登録数は多いが、国際的に知名度の高いブランドは少ない。中国ブランドは付加価値と世界的競争力が不足しており、経済規模と発展のスピードに適応していない。この局面を打破するには、国際知的財産権保護システムの新しい変化に積極的に対応するほか、企業は商標を利用して国際市場競争に参与する能力をさらに高める必要がある。また商標の海外登録を実施し、権利維持のレベルを高め、国際影響力を持つブランドを作り出さなければならない。自主ブランドを利用して国際競争で上位に立ち、『世界の工場』から『世界のブランド』への転換を推し進めていくべきだ」と強調しました。(Yin 吉野)暮らし・経済へ
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