海外留学帰国者はかつて高収入と高地位の代名詞となっていましたが、留学の普及に伴い、大勢の留学者が帰国したため、就職状況は大きく変わって来ています。
求人情報専門サイトの「智聯招聘」が発表した『海外留学帰国者就職報告』によりますと、社員採用の際、七割の企業は海外留学帰国者を特別扱いせず、仕事の内容に従って同様の基準で従業員を採用するということです。
また、啓徳教育グループ国際教育研究院の『2011年海外帰国者就職競争力報告』によりますと、留学帰国者の初給料は3000元程度で、3000元から1万元までの月収をもらえる人は調査対象者の71%を占め、その中の58%は一般社員です。月収1万元以上の帰国者はわずか15%で、それぞれ企業の課長や部長を担当しています。企業の社長や共同経営者またCEOなどを勤めている人は調査対象者の6%しか占めていないということです。(路、kokusei)暮らし・経済へ
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