25日、ロンドンの五輪選手村での国旗掲揚式に参加した中国代表団。記者の取材を受ける易建聯選手。

　ロンドン五輪に参加する中国代表団の責任者は25日、今回の入場式の中国代表団の旗手にはバスケットボール選手の易建聯に決まったと発表しました。

　易建聯選手が旗手になったことは、中国のバスケットボール選手が五輪入場式の旗手を務めるという中国代表団のこれまでの慣例を受け継いだことになります。

　これまでアテナ五輪と北京五輪の旗手は姚明（ヤオミン）で、シドニー五輪とアトランタ五輪の旗手もバスケットボール選手の劉玉棟でした。そしてバルセロナ五輪、ソウル五輪とロサンゼルス五輪で旗手を務めたのもいずれもバスケットボール選手です。

　広東省出身の易建聯選手は15歳で中国プロバスケットボールリーグ（CBA）に入り、2007年にアメリカプロバスケットリーグ（NBA）のミルウォーキー・バックスに入っています。その後、ニュージャージー・ネッツ、ワシントン・ウィザーズとダラス・マーベリックスなどのチームに次々と移籍しました。（牟） 暮らし・経済へ