大陸の関連部門が先月、台湾産米の輸入解禁を発表しました。これに対して、台湾行政院農業委員会農糧署の李蒼郎氏は24日台北で、大陸へ輸出する第一陣の台湾産米が27日に福建省に運ばれると明らかにしました。

　この台湾産米は「台稉九号」という品種で、大陸の中糧グループが台湾聯米企業から購入したものです。福建省のスーパーでは合計100トンのうち、まず27日に20トンが出荷され、8月、9月に残り80トンが出荷される予定です。　「台稉九号」は台湾の彰化県産で、2キロ入りです。

　台湾聯米企業の荘麗珠理事長は、台湾産米の大陸での販売に自信を持っているとし、今後、上海、広州などの地区でも台湾産米を販売する予定だと明らかにしました。（シンエン、丹羽）

　暮らし・経済へ