記者会見の現場

中日報道陣の姿

　日本の沖縄県産業振興公社北京事務所は23日、北京で開所記者会見を行い、沖縄県の仲井眞弘多知事や県内経済界の代表などが参加しました。

　仲井眞知事はこの場で、「沖縄県は海に囲まれた美しい島で、観光産業が盛んであり、去年7月にマルチビザ政策が実施されて以来、2万名以上の中国人観光客が発給を受け、3年間、日本と中国を自由に出入りすることができるようになった。今後、この政策を引き続き維持し、北京および周辺の都市の観光客を誘致するほか、東北部のハルビンや瀋陽などとも航路を新設し、多くの中国人観光客を引き付けたい」と述べました。

　沖縄県産業振興公社北京事務所は、北京と沖縄の経済、文化などの交流促進の拠点として、沖縄県産品の販路拡大や観光客誘致につなげるほか、中国進出を目指す県内企業にも支援を提供するということです。（取材、写真：張強）

　国際・交流へ

沖縄県の仲井眞弘多知事	北京事務所の平良友嗣所長