23日午後、三沙市の第1期人民代表大会第1回会議がすべての議事日程を終え、閉会しました。会議では法によって市の権力機構が設立され、符戇氏が第1期人民代表大会常務委員会主任に、肖傑氏が初代市長に選ばれました。

　また、会議は、三沙市人民代表大会準備チームによる「三沙市設立の準備作業と第1期三沙市人民代表大会準備作業に関する報告」を審議、採択しました。

　代表による無記名投票により、三沙市第1期人民代表大会常務委員会のメンバーと市政府、市中級人民裁判所、市人民検察院の幹部が選出されました。

　三沙市第1期人民代表大会常務委員会の符戇主任は、「人民代表大会の代表と常務委員会の委員たちは、それぞれの歴史的使命を十分認識し、全面的かつ有効的に憲法と法律に付与された職権を行使すると共に、西沙諸島、中沙諸島、南沙諸島、及びその周辺海域の管理、開発と保護に積極的に貢献しなければならない」と述べました。（Katsu、大野）