ブルガリアのブルガス空港で18日にイスラエル人観光客を乗せたバスが爆発する事件が発生し、ブルガリア外務省は19日にこの爆発で7人の死亡を確認したことを明らかにしました。
この日、ブルガリア外務省は公式サイトでこの爆発で亡くなった7人のうち、5人はイスラエル人観光客、残る2人のうち1人はブルガリア人のバス運転手で、もう一人は自爆テロを起こした容疑者であることを発表しました。これに先立って、ブルガリアメディアは「重傷を負った観光客の1人は病院で手当てを受けたが、まもなく死亡した。これで死亡者数は8人になった」と報道しました。
ブルガリアのロセン・プレヴネリエフ大統領は18日に、イスラエルのシモン・ペレス大統領と電話会談を行いました。両大統領は「自爆テロはブルガリアとイスラエル両国の友好関係を損なうことはできない。両国はテロリズムが和平プロセスを壊すことを許さない」と強調しました。
なお、イスラエル人観光客を乗せたバスは18日の午後、ブルガスの海辺に向かっていたところ、東部のブルガス空港で自爆テロ攻撃を受けました。バスには乗客40人あまりが乗っていました。(Yin 吉野)
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