中国では100万件目の特許登録の授与式が16日、北京で開催されました。

　関係筋によりますと、1986年に初めて特許権が授与されて以来、わずか26年の間に特許の登録授与数は100万件という目標に達し、世界でもこの目標をいち早く実現させた国となりました。

　国家著作権局の田力普局長はこれについて「国民の革新意識の高まりに伴い、中国の特許権出願件数は飛躍的に増える段階に入った。今年の第2四半期末までに受理された特許申請件数は311万件に達し、7月11日までに、特許登録授与数合わせて100万件に達し、うち、国内からのものは51万8000件となった」と述べました。

　田局長はまた「国家著作権局は今後は、市場を主体とした著作権の効果的利用に取組み、経済と社会において著作権のリーダーシップの役割を一層果たしていく」と述べました。暮らし・経済へ