リビア第二の都市ベンガジでは2本の石油輸送パイプ施設が5日夜、キレナイカ自治委員会が組織したデモ行進参加者100人余りに占領され、閉鎖されました。その目的は7日に行われる国民議会の選挙に抗議するためだということです。

　さらに、ベンガジから西南部に160キロ離れたところにある最高選挙委員会の倉庫は放火され、選挙資料などは焼かれてしまったので、選挙は予定通りに行なうのが困難になりました。

　この日、国連のパン・ギムン事務総長は「国連はリビアの国民議会選挙を支持し、リビアが自由で民主的な国になることをサポートする」と述べました。（Yin）国際・交流へ