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 各国のマスコミ、神舟9号の任務遂行を評価

2012-06-30 18:13:12     cri    

 中国の宇宙船「神舟9号」は任務を円満に遂行し、中国の宇宙開発で数多くの記録を残しました。中国が有人宇宙飛行分野で収めた成果は各国のメディアの注目を集め、数多くの国の専門家や主流メディアが、いずれも「神舟9号」のミッション完遂を積極的に評価しました。

 アメリカの中国系宇宙飛行士・焦立中(リロイ・チャオ)氏はCNNのウェブサイトで文章を発表し、「"神舟9号"が円満に任務を遂行したことは、中国が宇宙開発分野で歩みだした重要な一歩だ。これにより、中国の自国の宇宙ステーションの建設と運営が可能になった。これらの技術は将来、宇宙飛行士を月やその他の星に送り込み、さらに深い宇宙探索をする上で必要不可欠かつ重要な土台だ」としました。

 ロシアの宇宙専門家Igor Lisov氏は、「"神舟9号"の様々な任務の中で最も貴重なものは、中国の宇宙飛行士が計画通りに手動操作で一分一厘の狂いもなくドッキングを実現したことだ。これは、自動ドッキング装置ですら時には実現できないことだ」と話しました。

 カナダ宇宙庁のスティーブ・マクリーン長官は、「"神舟9号"の任務遂行の成功は、中国の宇宙開発史における一里塚で、世界の宇宙分野の重要な成果でもある」と語りました。

 専門家らが熱く語る中、同時に数多くの世界主流メディアが「神舟9号」の任務について突っ込んだ報道を行ないました。

 BBCは「"神舟9号"の任務達成は、中国が2020年までに宇宙ステーションを建設するという目標に向けて肝心な一歩を歩みだしたことを意味する」と報じています。

 ロイター通信は「中国はいま、アメリカとロシアという二つの宇宙大国を急ピッチでキャッチアップしようとしている。中国の有人宇宙飛行計画は発足がこの二国より遅れているものの、発展のスピードはとても速い」と評しています。

 また、ロシアのイタルタス通信は、「手動ドッキングの成功は、中国がアメリカ、ロシアに次ぎ、世界でこの技術を掌握する三番目の国になったことを意味する」としています。

 この他、ブラジルの主流メディアは「神舟9号」が帰還して1時間もしない内に、幅広い報道を行いました。(Yan、中原)

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