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 米最高裁判所、医療保険改革法に合憲判決

2012-06-29 12:57:31     cri    

 米最高裁判所は28日、「オバマ大統領が目指す医療保険改革のほとんどが合憲だ」と判断しました。中でも「強制保険」いわゆる国民に医療保険への加入を義務付け、加入しない人には罰金を科す制度が憲法違反かどうかが問われましたが、合憲だと判断されました。オバマ大統領はこれに歓迎する意を表しました。

 最高裁判所は同日、5対4で「合憲」と判決しました。最高裁の判決によりますと、「強制保険」という制度は、議会には「国民に税を課す」権利があることと同じだとし、罰金が税金収入として課されることになります。法案の最も重要な内容として、「強制保険」の目的が、より多くの国民、特に健康な人々の加入を引き付け、全体の保険金支払いのリスクを避け、保険料率を効果的に下げることにあります。この制度の合憲判決は、医療保険改革法の大部分の内容が合憲だということを意味しています。

 オバマ大統領は同日、ホワイトハウスで「最高裁の判断を歓迎する。最高裁の判断によって、医療保険改革法が合憲であるかどうかという問題を解決した。これから、各方面は共同して、改革法を実施していくべきである。現在は政治的な対立をする時期ではなく、前向きに頑張っていく必要がある」という講演を行いました。(Yin)国際・交流へ

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