中国社会科学院財経戦略研究院は27日「中国公共財政建設報告2007-2012」を発表しました。報告によりますと、9つの公共サービスに対する満足度ランキングでは、医療保健が6年連続で最下位となりました。
報告では、義務教育に対する満足度は2007年は第4位でしたが、2008年から5年連続第1位にランクアップし、2012年の調査では69.34点を得ました。
また、水道水、電力、天然ガス、道路などの市レベルのインフラや鉄道、空港、高速道路などの公共インフラに対する満足度は高く、2007年にそれぞれ第1位と第2位に、その後5年連続して義務教育に続きそれぞれ第2位と第3位になりました。
社会保障に対する満足度はこの6年間でもっともランクアップの速い項目となりました。2007年と2008年の調査では第8位でしたが、2009年には第7位、2010年には第6位となり、2011年と2012年には第4位となりました。
一方、医療保健は6年連続して最下位となっています。医療保健サービスは公共サービスの中でもっとも弱い部分だということが分かりました。(ooeiei、小野)
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