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神舟9号、天宮1号とのドッキングに成功

2012-06-19 15:48:40     cri    

























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 昨年打ち上げられ地球を262日間周回した中国初の宇宙実験機「天宮1号」が北京時間18日午後5時7分、初めての"お客さん"を迎え入れました。16日に打ち上げられた有人宇宙船「神舟9号」の搭乗員3人は「天宮1号」への移動を終えました。3人は「天宮1号」に6日間滞在し科学実験などを行う予定です。

 中国初の女性飛行士を含む宇宙飛行士3人が乗り込んだ有人宇宙船「神舟9号」は16日の夕方に打ち上げられました。宇宙空間に13日間滞在し、「天宮1号」と自動と飛行士の手動によるあわせて2回のドッキングを行う予定です。

 18日の午前11時47分、「神舟9号」は地上のコントロールによって軌道を変更し、自動制御に切り替えました。その後徐々に「天宮1号」との距離を縮め、午後2時14分にドッキングに成功しました。さらに午後5時6分から、宇宙飛行士3人が相次いで「天宮1号」への移動を開始しました。3人は「天宮1号」に6日間滞在し、科学実験などを行います。

 以前「天宮1号」は無人宇宙船「神舟8号」とのドッキングに成功しましたが、有人宇宙船とのドッキングは今回が初めてです。これについて、北京宇宙飛行管制センターの麻永平副主任は、「無人のドッキングと比べ、有人のほうが安全面の基準が高い。飛行士の安全を守るために操縦の正確さや安全性に関しては、無人の場合とは比べ物にならない。リスクに対応できるように、我々は数十の対策案を用意した」と述べました。

 中国の有人宇宙計画は3つの段階に分けられています。まずは無人および有人宇宙船の打ち上げです。次は有人宇宙飛行の基本的な技術で、複数の飛行士を載せて数日間宇宙に滞在することや飛行士の宇宙遊泳、宇宙船と実験用宇宙ステーションのドッキングを行います。そして最終段階は、2020年をめどに科学実験などを行うために長期滞在できる有人宇宙ステーションを建設することです。今回のドッキングは第2段階にあるもので、今後、宇宙ステーションの建設をすすめていきます。これは大規模な有人宇宙活動を行うための重要な一歩と見られています。これについて、中国有人宇宙プロジェクトの報道官は、「宇宙でのドッキングを操縦するのに、自動と手動の2つの方式が主な手段であり、合わせて使えば成功率が高まる。『神舟8号』で自動操縦によるドッキングに成功した上で、今回は飛行士の手動操縦によるドッキングを実現する。これによりドッキングの技術を完全にマスターすることになる。わが国の有人宇宙計画の実現に重要な意義がある」と述べました。

 一方、「天宮1号」は、短期には有人、長期には無人の状態で、宇宙での実験を行う場になるということです。(鵬、吉野)

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