第3回中国酪農業大会が17日、河南省で開かれ、中国の酪農業には巨大な消費のポテンシャルが潜んでおり、国際協力への道も広いことが示されました。

　中国酪農業協会の高鴻賓会長は、現在、中国人一人当たりの乳製品の消費量は世界平均レベルの三分の一にも満たないが、将来中国経済が発展し都市化が加速するにつれ、国内の乳製品へのニーズは大幅に増加し、国内外の乳製品メーカーに巨大なビジネスチャンスをもたらすだろうと述べました。

　現在、中国は定期的に、ニュージーランドやオーストラリアと酪農業に関する対話交流を行っているほか、カナダやスウェーデン、オランダなどと酪農技術に関する研究を行うとともに、育成訓練についても幅広く協力をしています。（張、小野） 暮らし・経済へ