フィリピンのアキノ大統領がこのほどに発表した言論に対して、中国外務省の劉為民報道官は14日、北京での記者会見で、「フィリピンの法律に基づき、フィリピン当局は黄岩島がフィリピン領土に帰属していないことを何回も確認した。『国連海洋法公約』が領土の帰属を定めた国際法律と国際規則ではない。そして、黄岩島の主権は中国に帰属することは争いがない」と強調しました。
フィリピンのアキノ大統領は13日、「フィリピンと中国は引き続き協力を強化し、双方は外交手段による黄岩島問題の解決に努めている」と述べた上で、「フィリピンの法律と国際法はフィリピンの領土と海域を明確にしており、フィリピンと中国は国際法に基づき、互いに相手の主権を尊重すべきだ」と示しました。
これに対して、劉為民報道官は、「アキノ大統領が中国とフィリピンの関係を重視していることを見ている。中国も同じように両国関係の発展を重視している。フィリピンが中国と共に、両国間の健全的かつ安定した発展の推進に力を入れることを期待している」と言う考えを表明しました。(万、志摩)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |