7日、2012年度の中国大学統一入試が正式に始まり、915万人の受験生が2日間の試験に参加しています。

　中国教育省の発表によりますと、今年の大学入試の平均合格率は75％で、去年より3％上昇したということです。ここ数年、大学入試の受験者が減り続けていて、合格率が高くなっています。

　統一試験が順調に進むように、全国各地では様々な措置で受験生をサポートしています。北京市では上海協力機構北京サミットの開催と重なったため、7万人の受験生のためにサミットの開始時刻を9時から30分遅らせ、北京サミットの交通規制は試験が始まったあとに実行されました。河北省の唐山市では、120台のタクシーが無料で受験生を送り迎えしています。山東省の済南市では、受験生が乗る車のために特別の優先車線を開設しました。（ooeiei、大野）暮らし・経済へ