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 胡主席、「カザフスタンとの関係は中国外交の方向」

2012-06-06 16:01:08     cri    

 中国の胡錦涛国家主席は6日、北京で、カザフスタンのナザルバエフ大統領と会談を行いました。胡主席は、「中国とカザフスタン国交樹立20周年来の事実から、両国の善隣友好と全面的な戦略協力を発展させることは両国の根本的な利益に合致し、両国国民から広く支持されていることが分かる。カザフスタンとの全面的な戦略パートナーシップを発展させることは中国の外交において重要な方向である」と述べました。

 胡主席は両国の全面的な戦略協力について、以下5つの提案を打ち出しました。第1に、政治的相互信頼を深め、各レベルでのの交流を頻繁に行うこと。第2に、実務的協力を拡大し、両国の産業協力を促進していくこと。第3に、人的交流を拡大し、文化、教育分野での交流と協力を強化していくこと。第4に、安全保障分野における協力を深め、インターネットと情報安全分野での協力を強めていくこと。第5に、多国間協力を緊密化させ、国連や上海協力機構などの枠組内での協調と協力を強化していくことということです。

 ナザルバエフ大統領は、「カザフスタンは中国と、石油と天然ガスの協力プロジェクトを引き続き実施すると共に、資源分野以外の協力を切り開き、農業、科学技術、バイオ製薬などを新たな協力の重点分野に育てていく。カザフスタンは、中国企業がカザフスタンの交通インフラ施設の建設に参与し、国境を跨る鉄道と道路の建設を加速することを歓迎する。また、中国と交流と協調を強化し、この地域の平和と安定、発展を共に維持していきたい」と述べました。

 会談後、両国の元首は「中華人民共和国とカザフスタン共和国の共同宣言」に調印しました。(玉華、kokusei)

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