中国商務省電子ビジネス・情報化局の聶林海副局長は31日北京で、「政府介入の役割を発揮し、より多くの民間資本を電子ビジネス分野に導いていく」と述べました。
これはこの日開かれた第1回北京国際サービス貿易交易会電子ビジネス融資フォーラムで述べたものです。聶林海副局長はまた、「サービス業の発展は、経済発展のパターンを転換し、内需拡大を図る重要なルートである。サービス業の発展には情報技術や電子ビジネスのサポートが必要である。中国政府は電子ビジネスの発展環境の整備に力をいれ、電子ビジネスサービス業の発展とその応用を奨励している。電子ビジネスの起業や発展、改革には終始資金が欠かせない。電子ビジネス発展を加速させる多元化、多ルートの投融資メカニズムを設立し、政府の役割を発揮して、より多くの民間資本を電子ビジネス分野に導く」と述べました。
国際金融危機を経たにも関わらず、中国の電子ビジネスは2007年から2010年にかけて年平均30%のスピードで発展し、2011年の取引規模は6兆元(約74兆円)に達しました。そのうち、ネット販売の小売売上高は倍増しました。2011年末では、インターネットショッピングのユーザーは2億人近くに達し、売り上げ総額は7500億元(約9.3兆円)を超え、社会消費財小売総額の4%強を占めました。今年は日本を超え、2013年にはアメリカを超えて、世界一のネットショッピング市場となる見込みです。(ooeiei、小野) 暮らし・経済へ
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