中国農業省南海区漁政局は13日に、5月16日正午から、南海の大部分の海域は2カ月間の夏季休漁期に入ることを宣言しました。対象海域となる北緯12度以北から閩粤海域の境界線までの南海海域(トンキン湾を含む)では、単層の刺し網漁などを除きすべての操業が停止されます。
農業省南海漁政局の責任者は「南海の最南端に位置し、面積82万平方キロの南沙諸島及び周辺海域の大部分は北緯12度以南にあるため、今回の休漁活動の影響は受けない」と述べました。その上で農業省の規定に基づき、休漁期間に南沙諸島海域漁業操業許可証を持ち、北緯12度以南の南沙諸島海域を操業する漁船に対しては、港への出入りの報告を厳格に行うことを求めたほか、休漁設定海域では操業を禁止することを明らかにしました。
また責任者は「黄岩島海域は中沙諸島海域に位置し、北緯15度以北にあるため、今回の休漁活動の実施範囲内に含まれる」と述べました。(hj 吉野)
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