世界銀行のゼーリック総裁は現地時間の10日、ニューヨークで、「中国が積極的に対外開放を行っていることは世界経済に有利だ」と述べました。

　ゼーリック総裁は10日に行われたある経済フォーラムで、「世界銀行と中国は良好な協力関係を保っており、中国にある世界銀行の事務所は最も成功した世界銀行の所属機関の一つだ」と語りました。

　さらに、「過去30年間、中国のGDPは毎年10％以上の伸び率を保っており、経済的奇跡を作りだしたと同時に、対外開放を引き続き拡大し、他国の経験を学び、教訓を汲み取っている。今中国が進めている経済構造の転換は世界経済に重大な影響を与え、その他の発展途上国にチャンスをもたらしている。世界銀行は中国の経験をその他の途上国に普及させ、貧困撲滅に寄与してほしい」と述べました。（05／11　Lin、Kokusei）

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