中国住宅と都市農村建設省都市給水水質観測センターの邵益生主任は10日の記者会見で「サンプル調査の結果によると、中国都市部浄水場で浄水処理された水道水の合格率は83%に達したことがわかった」と明らかにしました。
このデータは中国都市部の水道水が全体的に安全で、ここ数年、水道水の質が徐々に高まっていることを示しました。関係筋によりますと、2009年、中国都市部浄水場から送水された水道水の合格率は58.2%でしたが、その合格率の向上を目指すため、関係部門は都市給水施設の整備と建設計画を立て、生産工程の改造や水道管の更新などに力を入れてきました。また、水質の検査と測定を強化し、突発的な水源地汚染事件発生後の水質浄化レベルを高めています。
第11次五ヵ年計画期間中(2006年から2010年まで)、中国都市部給水施設の建設が速い発展を遂げ、2010年末までに都市部の給水普及率は96.68%に達しています。(hj)
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