パキスタンメディアの29日の報道によりますと、米軍の無人機が当日午後、パキスタン北西部の北ワジリスタン地区にあるミランシャーを空襲したことによって、少なくとも3人のパキスタン人が死亡し、2人が負傷しました。

　報道によりますと、空襲は北ワジリスタン地区のミランシャーで行われ、米軍が地元政府の運営する女子高校にミサイル2発を発射したということです。目撃者は当時、4機の米軍無人機がこの地区の上を旋回していたと語っています。

　今回の空襲は今年、米軍がパキスタンで行った11回目のもので、これまでの米軍無人機の空襲によって、少なくとも83人のパキスタン人が死亡したとのことです。（ヒガシ/オノ）国際・交流へ