温家宝首相は26日ワルシャワで、中東欧諸国16ヵ国の指導者と共に「中国・中東欧諸国首脳会談」を挙行しました。

　温首相は席上、「このような会談は史上初だ」と述べ、中国と中東欧諸国の関係を推し進めるために四つの提案を出しました。第一に、相互尊重と平等を堅持し、互いの重大な関心事項に配慮し、政治的相互信頼を深めること。第二に、経済貿易分野での実務的な協力を拡大すること。第三に、人的、文化的交流を促し、戦略的な角度から若者とメディアの交流を重視すること。第四に、中国とヨーロッパの関係発展に新たな活力を注ぐことです。

　会談に参加した中東欧諸国の指導者らは「中国は中東欧諸国の発展プロセスにおける重要なパートナーであり、互いに学習しつつ互恵共栄を実現し、中国とヨーロッパの関係発展に積極的な役割を果たしていきたい」との考えを示しました。（04／27　Lin、中原）