台湾当局関連部門の高官である張顕耀氏は20日に、3月に個人で台湾へ観光に訪れた大陸の住民が大幅に増え、延べ1万1200人を超えたことを明らかにしました。また個人観光の試験的都市が拡大されるのに伴い、ますます多くの大陸観光客が台湾を訪れるだろうとの考えを示しました。

　張氏は「大陸住民の台湾観光を開放してから今年3月末までに、大陸のツアー客は延べ345万人を超え、台湾に57億4000万ドルの外貨収入をもたらした。3月の大陸観光客数は19万人以上で、1日平均は6200人を超えた」と述べ、「大陸住民の台湾観光は台湾の観光業と関連産業の発展を促している。2008年から2015年までのホテルの新規建設と改築への資金は、2500億ニュー台湾ドルに達する見込みだ」と語りました。（Katsu、吉野）旅行・文化へ