中国共産党機関紙「人民日報」は11日に、中国共産党中央の正しい決定を断固として支持すると題した評論員文章を掲載しました。
文章は「中国共産党中央は、薄熙来氏の重大な紀律違反問題の立案調査を決定し、また公安機関はイギリス人ニール・ヘイウッド氏の死亡事件に関する再調査の結果を公表し、事件に関与していたとみられる容疑者を司法機関に送致した。これは事実を重んじ、法治を堅持するという精神を十分に表し、党を厳しく管理するというわが党の根本的な要求と法に従って国を治めるという執政理念と完全に一致している。また、わが党が自身の純潔性を断固として守る決意を表し、中国共産党と政府が党の紀律と国の法律を確保するという明確な態度と国民の根本的な利益を守るという主旨と信念を反映している。事実が立証しているように、わが党は国民の利益を代表し、国民による監督を受けており、腐敗を決して容認することはなく、法律や紀律の違反に対しては必ず調査し、責任を追及している」としています。
また、「わが国は社会主義の法治国家であり、法律の尊厳と権威を踏みにじることは容認できない。誰であろうと、役職がどんなに高かろうと、党の紀律と国の法律に反する行為があれば、厳粛に処理すべきであり、決して寛大に扱ってはならない。法律の前では特別な公民はおらず、党の中では法律の上に立つという特別な党員がいてはならず、如何なる人も法律の実施に干渉してはならず、如何なる人でも法を犯した場合、法の外で自由に動き回ることはできない。事実を根拠とし、法律を基準とすることを堅持し、王立軍氏の事件、ニール・ヘイウッド氏の死亡事件および薄熙来氏の重大な紀律違反問題を法律や紀律に従って徹底的に調査する。人民はここにわが党が党の紀律を守り、法に従って国を治める強い決意を見る」と強調しています。
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |