南京大虐殺歴史研究会の生存者口述史分科会が4日発足しました。これにより、南京大虐殺生存者の証言保存活動がスタートしました。
南京大虐殺の生存者の口述は、歴史のもっとも信頼できる証言で、歴史を否定しようとする日本の右翼へのもっとも確実な反撃になります。南京大虐殺から75年近く経ち、たくさんの生存者が亡くなりました。現在生きている生存者はわずか200人ほどで、みな80歳を超えています。
南京大虐殺犠牲者記念館の朱成山館長は、「生存者がだんだん高齢化してきていることから、関係者の話し合いで証言の保存活動のスタートを決定し、口述分科会を発足させた」と述べました。
4日の成立式で、84歳の生存者夏淑琴さんは、「その目で見、その身で体験したことを永遠にこの世に残したい」と述べました。(ooeiei、大野)暮らし・経済へ
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