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 チベットと内陸部、双方向の人口移動増加の背景

2012-03-30 15:11:07     cri    

 中国では、チベットと内陸部の双方向の人口移動が頻繁に行われています。まず第1に、歴史的に見ると、チベット族と内陸部は唐代から密接な関係を構築してきました。特に北京と成都との交流は深く、内陸部に住むチベット族はチベット自治区の住民の移住に一定の影響があります。

 第2に、内陸部の魅力と包容力が挙げられ、チベット族にとって内陸部の都市は大きな魅力となっています。内陸部に移住する主な目的は就職、商売、就学、居住です。内陸部の職場環境、学習環境、生活環境は相対的に条件が良く、特に成都と北京は包容性が高い都市です。

 第3に、国の政策によるもので、中国政府が実施した一連の改革開放政策、特に民族区域の自治政策やチベット族に対する優遇政策、扶助政策などは、、チベット自治区から内陸部への人口移動を促す役割を果たしています。同時に、地方政府もチベット族に有利な政策を制定しています。

 第4に、チベット自治区の国に対する信頼、つまり中国政府の関心や全国からの支援、政府の扶助政策などが人口移動の重要な原動力となっています。

 第5に、チベット族の絶え間ない奮闘、適応力とエネルギーが移住を可能なものとしています。(馬ゲツ・中原)暮らし・経済へ

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