中国証券監督管理委員会(証監会)の姚剛副主席は25日、中国市場に対する海外の資金投資をひきつけるため、証監会は適格海外機関投資家(QFII)と人民元適格海外機関投資家(RQFII)の範囲を拡大すると発表し、投資範囲と比率の面で新たな展開が始まることを明らかにしました。
QFIIとは、中国の指定する海外の金融機関を通して、海外の投資家が大陸市場へ投資できる制度で、RQFIIは大陸部以外の投資者による大陸部における人民元投資を認可する制度を指します。大陸部以外の投資者は証監会の許可を得た後、中国国家外貨管理局の許可範囲内で外貨を人民元に両替し、大陸市場に投資することができます。
また、姚副主席は、中国国内の資本市場の対外開放を推し進めるために「証監会はH株の上場規定額を引き下げる考えがある」とし、この他各金融機関の海外における支局設立を奨励することを明らかにしました。(劉叡、中原) 暮らし・経済へ
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