周生賢環境保護相は20日、「2012年における環境保護では、重金属汚染の防止を強化しなければならない。重金属企業への監督管理強化を、民衆の健康擁護と福祉向上に向けた民生プロジェクトに取り入れなければならない」と述べました。
周環境保護相は国務院の9部門が行った合同会議で、「現在、環境状況は全体として悪化する傾向にあり、まだ根本的に抑制されていない。排出削減の任務はきわめて困難であり、民衆の健康を阻害する環境問題が目立ち、末端組織の監督管理が不十分であるなどのことはいずれも環境保護の難しさを現している」と指摘しました。
周環境保護相は、また「各地方は重金属鉱の採掘と製錬などを行う重金属排出企業に対しての監督管理を強化しなければならない。そして、これらの企業の重金属排出による汚染問題を最も厳しい措置で解決し、重金属汚染事件の頻発状況を断固として抑止し、民衆の健康や社会の調和と安定を適切に維持しなければならない。」と強調しました。(玉華、小野) 暮らし・経済へ
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