山東省出身の農民・石柏魁被告者は2011年5月、北京の故宮博物院で展示品の宝物を盗んだとして窃盗罪で起訴されました。これに対して3月20日の午前、北京市第2中級人民法院（法院＝裁判所）は懲役13年に併せて罰金1.3万元を科すと共に、3年間の政治権利剥奪を言い渡しました。また、被害者らに対する違法所得の返還を引き続き行うよう命じました。

　2011年5月8日、石柏魁被告は故宮博物院の斎宮へ潜入し、午後8時ごろ宮内のセキュリティシステムの電源を切り、展示ケースを壊して金やダイヤモンドが埋め込まれた手袋など9点を盗み出しました。(馬ゲツ・中原)暮らし・経済へ