トュルイ副総裁はウルグアイの首都モンテビデオで開かれた第53回米州開発銀行年次総会の席上、「中国経済の成長速度のスローダウンは一時的なものである。これにより、大口商品価格の高騰は鈍化するものの、これによる全般への影響は限度があり、国際市場における一次製品価格の大幅な下落をもたらす可能性は低い」と強調しました。

　米州開発銀行が当日発表した地域マクロ経済報告によれば、ラテンアメリカとカリブ海地域の各国は、中国経済の動きに注目しています。つまり、中国経済の成長速度が著しくダウンすれば、大口商品市場に影響を及ぼし、特に、鉱産物価格への影響は穀物を超えるとの予測から、ペルーやチリなど鉱産物大国はより大きな影響を受けるとしています。（ミン・イヒョウ）国際・交流へ