中国の温家宝首相は14日、北京で開かれた記者会見で、「重慶市の歴代の政府と住民は、長年にわたって改革開放事業に多大な努力を払い、著しい成果を収めてきた。ただし、現任の重慶市委員会と市政府は王立軍事件から教訓を汲み取り、反省しなければならない」と指摘しました。

　これは、温家宝首相が第11期全人代の第5回会議の記者会見で明らかにしたものです。

　その中で、温首相は「王立軍事件を中国政府は非常に重視し、事件発生後直ちに関係部門に取り調べさせた。目下取り調べは進展を見せており、今後は事実に基づいて、法律に則り厳しく処理する。また、取調べや処理の結果も必ず国民に公表する」と述べました。

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