中国―ＡＳＥＡＮ・東南アジア諸国連合センターの馬明強事務局長はこのほど、記者のインタビューに答えた際、「中国とＡＳＥＡＮが友好的な対話体制を築いて20年余りになるが、双方の貿易は毎年平均25％のスピードで成長している。これは、中国とＡＳＥＡＮの製品に大きな補完性が存在することを示しており、双方の企業にとって大きなビジネスチャンスとなっている」と述べました。

　中国商務省の統計によりますと、2011年、中国とＡＳＥＡＮの貿易額は再び市場最高額を記録し、2010年より24％増加して3623億3000万ドルに達しました。今年の1月、ＡＳＥＡＮは初めて日本を超え、中国の3番目の貿易パートナーとなったということです。

　馬明強事務局長は、中国とＡＳＥＡＮの貿易額が成長したことについて「4つの原動力による」とし、1つに中国とＡＳＥＡＮの自身の経済がいずれも、急速に発展しており、外部市場に対する需要も増えていること。2つ目に中国・ＡＳＥＡＮ自由貿易圏の構築により、双方の経済上の補完性がいっそう役割を果たしたこと。3つ目に双方の良好な政治関係と健全化された各クラスの協力メカニズムが双方の貿易の順調な発展に政治的、体制的な保障を提供したこと。4つ目に中国とＡＳＥＡＮが水路、陸路で繋がっていることが貿易に利便性を提供したことを挙げました。（玉華、中原）

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