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 アフガン大統領、米軍兵士の民間人銃殺事件を非難

2012-03-12 11:31:10     cri    

 アフガニスタン大統領府は11日に声明を発表し、「カルザイ大統領はアフガニスタンの民間人16人がアメリカ軍兵士に故意に銃殺された事件を強く非難する」と述べました。この日アメリカのオバマ大統領はこの事件についてカルザイ大統領と電話会談を行いました。

 アフガニスタン大統領府は声明の中で、「アフガニスタン政府は民間人の犠牲者を出した北大西洋条約機構(NATO)の軍事行動を一貫して非難している。しかし、アメリカ軍兵士が16人のアフガン市民を故意に殺害した行為は謀殺だ」としています。

 アフガン国防省もこの日に声明を発表し、事件を非難し一日も早く国際治安支援部隊が事件を引き起こした者を処罰することを求めました。

 アメリカ・ホワイトハウス国家安全保障会議のハイデン報道官はこの日、「ホワイトハウスはアフガニスタンの民間人が銃殺された事件に非常に関心を寄せ、事態の成り行きに注目している」と述べました。

 また、ホワイトハウスがこの日に発表した声明によりますと、アメリカのオバマ大統領はこの事件についてカルザイ大統領と電話会談を行い、銃殺されたアフガン人に哀悼の意を表わし、事件を起こした人に責任を追及することを約束しました。

 なお、11日未明、アフガニスタンのカンダハル州パンジャワイ地区にあるアメリカ軍基地付近の村で、アメリカ軍兵士が民間人に対して発砲し、女性と子どもを含む16人が死亡しました。(玉華、吉野)国際・交流へ

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