IAEA・国際原子力機構の天野之弥事務局長は5日、ウィーンで、朝鮮核問題について、「今のところ、核施設への監視活動再開の要請は朝鮮から受け取っていない」と述べました。
天野事務局長はIAEA理事会の記者会見で、「IAEAは朝鮮と直接には接触していないが、復帰の準備は整えている」と述べました。
米朝は今年2月29日、朝鮮が核実験、長距離ミサイル実験、ウラン濃縮の中断、およびIAEA査察団の復帰を受け入れるとの合意に達しました。朝鮮核問題が積極的な方向へ進展するシグナルと言えます。天野事務局長は「ピョンヤンからの要請を受け取れば、IAEAは数週間以内に査察任務を再開できる」と述べました。(ooeiei、山下)国際・交流へ
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