楊潔チ外相は2月29日から3月2日にかけ、インド、韓国を公式訪問しました。楊外相は、両国を訪問中、二国との関係や共に関心を寄せる国際問題と地域問題について、それぞれ突っ込んだ意見を交換し、幅広い共通認識に達したことを明らかにしました。
インドを訪問した際、中国とインドの両国首脳の第4回BRICs(ブリックス)首脳会議への出席や、両国首脳の会談及び首脳会議の準備などについて、意見交換したうえで、中国はインドと協力し、首脳会議の関連業務を進めていく考えを示しました。
楊外相は「双方は積極的に両国関係を評価した。持続的で安定し、健全な両国関係は中国とインドの国民だけではなく、アジア及び世界の平和や安定と繁栄にも有利だ」と述べました。
韓国訪問について、楊外相は「中国と韓国は、両国関係の発展が両国国民の根本的利益に合致し、この地域の平和や安定と発展にもプラスになるとみている。双方は、各分野における友好交流と実務的な協力をさらに深め、前向きな発展を推し進めていくことで合意した」と語りました。
朝鮮半島の情勢では、両国は朝鮮半島の平和や安定を維持し、北東アジア地域の恒久的な安定を実現することが、各方面の共同利益に合致している、としています。また、関係各方面や国際社会と共に、6カ国協議の早期再開のために条件を作り出していくことで、両国は合意しました。(Katsu、山下)
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