中国工業情報化省が28日に明らかにしたところによりますと、『工業の省エネ第12次5ヶ年計画(十二五)』に基づいて、2015年までに一定規模以上の工業企業(国有企業と年間売上高が500万元以上の非国有企業)の付加価値ベースのエネルギー消費を2010年比で約21%引き下げ、工業部門のエネルギー消費量を標準石炭換算で6億7000万トン削減するということです。
工業情報化省の関係者は、『第12次5ヶ年計画』における各業界の省エネ目標を実現するため、鉄鋼、非鉄金属、石油化学工業などの業界で構造的省エネ、産業構造の最適化、エネルギー資源の総合利用を推進していくことや、エネルギー消費量の高い業界の速すぎる成長を厳しく抑制し、立ち遅れた工芸や設備、製品を淘汰し、省エネ型、付加価値の高い製品と設備を発展させていくことを明らかにしました。
『第11次5ヶ年計画』期間中に、大型工業企業において1万元あたりの付加価値ベースのエネルギー消費量は2005年の標準石炭換算2.59トンから2010年の1.91トンに低減し、5年間で合わせて6億3000万トンの節約を実現しました。(玉華、吉野)暮らし・経済へ
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