報道によりますと、IAEA・国際原子力機関はこのほど、イランの核問題をめぐる新たな報告書をまとめたということです。その報告書では「イランの核兵器製造の疑いに引き続き重大な懸念を抱いている」と強調していますが、IAEAとイラン双方はこれについて協議を行う予定はまだ立っていません。洪報道官は当日の定例記者会見で「中国はこの報告を検討中だ」と話しました。
また、洪報道官は「IAEAは原子力の平和利用における権威ある機関であり、イラン核問題の解決でも取って代わることのできない役割を果たしている。今後も、客観的かつ公正な態度をもってイラン側と交渉や協議を推進していくようIAEAに期待している。一方、イランも柔軟性と誠意を持って、IAEAとの協力に臨み、一日も早くこの問題を解決できるよう尽力しなければならない」と強調しました。(ミン・イヒョウ)
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