第11期全国人民代表大会第5回会議と第11期中国人民政治協商会議第5回会議が3月に開催されます。これを受けて、新華社通信は21日論評を発表し、「両会議は複雑な情勢に対応する中で開催される」と指摘しています。
論評は、「現在、米欧などの西側諸国の経済回復力が乏しく、金融危機の影響が経済と金融分野から社会と政治分野へと及ぼしている。一方、中国国内は新しい課題と未解決の課題が共に存在する複雑な局面に直面している。今年の全国人民代表大会と中国人民政治協商会議の焦点は中国経済がいかに、『安定する中で成長を求める』といった目標を実現するかということにある。これは、中国が自国の経済と社会の安定を保つと共に、発展を首位に置き、発展によって課題を解決したいことを示している」としています。
また、論評は、「去年、胡錦涛総書記が中国共産党成立90周年記念大会で行った演説の中で、『人民』という言葉が100回以上も出ており、今年の両会議はどんな措置を取って人民に幸せをもたらすかということに集中するだろう」としています。(玉華) 暮らし・経済へ
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