中国農業省漁業局の発表によりますと、2011年、中国の水産物の輸出額が10年連続世界1位となりました。世界水産物輸出の14.8％を占めています。

　税関の統計では、2011年、中国の水産物の輸出額は178億ドル（約１兆4200億円）にのぼり、輸出総額の69％を占めているということです。水産物輸出の急増の背景は、エコロジー養殖方法が普及し、水産物の品質と安全性が向上がしたため、とされています。

　一方、中国では、労働力などのコストが大幅に上がったため、企業側では増収面で、課題に直面しています。現在の急成長を保つためには、技術革新や製品の構造調整を進めるとともに、製品の付加価値を高めなければならないということです。（ミン・イヒョウ）暮らし・経済へ