香港特別行政区政府の曾俊華財政長官は1日、特別行政区立法会で2012年から2013年の財政予算案を発表し、「2012年の香港の総生産額の伸び率は1%から3%になる見込みだ」と明らかにしました。
曾俊華財政長官は「2011年度の香港総生産額の実際の伸び率は5%になる見込みだ。現在、欧米諸国の経済の見通しは依然として明るくなく、外部環境が急速に悪化するリスクも増加しつつある。アジアと新興経済体は全体的に好調だが、近い将来の伸び率が減速することは明らかなため、外部の需要は低下しつつあり、今年の上半期の香港の輸出は楽観視できない。第1四半期の貨物輸出が中折れすれば、香港経済は第1四半期に後退する可能性がある」と述べました。
曾俊華財政長官はまた「現在、多くのアジア経済体は貨幣政策を緩和し始め、中国大陸には政策を通じて経済成長を保つ空間がある。欧州債務危機が悪化し続けなければ、アジア地区は世界経済を安定させる役割を果たし、香港の貿易状況は下半期に改善される見通しだ」と述べました。(hj 小野)暮らし・経済へ
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