中国税関総署の于広洲署長は12日、2011年の中国の関税収入は2010年より29%増えて1兆6000万元に上ったことを明らかにしました。
それによりますと、大口商品の価格の高止まりが、増収に拍車をかけました。つまり2011年の輸入貨物の価格は全体的に13.8%上がっており、これが増収の底上げにつながりました。また、2011年の関税では、価格上昇による増収額が2100億元に達し、その関税収入に占める割合は60%近くとなっています。
一方、2011年に各地の税関では、エネルギーの消耗や汚染度が高い製品、それに資源型製品に対しては、輸出税の徴収とそれへの管理に力を入れており、徴収された輸出税額は、2010年より45.7%多く凡そ190億元に達しています。(朱丹陽)
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