中国政府網が30日明らかにしたところによりますと、エネルギー資源の利用率を高め、鉱区の生態環境汚染を軽減するために、中国はボタや石炭スラリーなどの低熱値燃料を利用する発電業の発展に力をいれていきます。2015年までに、全国の低熱値燃料による発電容量7600万キロワット到達を目指し、低熱値燃料の年間消費量3億トン前後を目標とするということです。

　石炭の生産大国であり、消費大国でもある中国では、毎年発電に使用できるボタや石炭スラリーなどの低熱値燃料が3億トン以上発生します。これに対して、すでに竣工している低熱値燃料による発電所では、毎年1億トンあまりの利用にとどまっており、2億トンの低熱値燃料は効率的な使用に至っていません。（Katsu、中原）暮らし・経済へ