105日間に渡って24600海里を航行した中国海軍の医療船「平和方舟」(平和の箱舟)号は、「調和ミッション2011」と名付けられた医療支援任務を円満に終え、29日の午前、416名の将兵を乗せて、浙江省にある舟山の軍港に戻りました。軍港では共産党中央軍事委員会を代表して王兆海海軍副政治委員が出迎え、呉勝利海軍司令官らも港に出迎えました。
医療船「平和方舟」号は9月の16日に舟山を出発し、ラテンアメリカにあるキューバ、ジャマイカ、トリニダード・トバゴ、コスタリカの4カ国を訪問し、医療サービス任務を行ってきたものです。
統計によりますと、この医療船はこれら4国の軍と政界の高官、住民、および華人と華僑ら606人に身体検査を行い、述べ1万840人の患者を治療し、118もの手術などを行っています。
「調和ミッション2011」という任務は、中国海軍にとっては始めてのカリブ地域への訪問であり、また中国軍隊とコスタリカ軍隊との軍事外交をスタートさせた旅でもありました。(董燕華) 暮らし・経済へ
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |