国家基準化管理委員会と交通輸送省は29日北京で、国際標準化機構（ISO）で投票され採択された中国が主導し制定した規格「ISO/PAS 18186：貨物コンテナ・RFID貨物輸送タグシステム」を公布しました。

　この規格は、1978年に中国が国際標準化機構の活動に参加して以来、物流や物のインターネット分野において、中国の専門家たちが起草した国際規格であり、中国が自主的な知的財産権による成果が最終的に上昇して国際規格となったものです。

　これはコンテナ貨物運送のタグシステムに関する一般仕様書であり、RFID（電波による個体識別）とインターネットを融合させたもので、貨物所有者、港、船舶運営企業、税関、商品検査などの機関が、コンテナ輸送情報をリアルタイムで知ることができるます。現在、このシステムは中国ーアメリカ、中国ー日本、中国―カナダと中国―マレーシアなど多くの国際航路で応用されています。（董燕華）暮らし・経済へ