中国外務省の洪磊報道官は29日に北京で、「中国は人権分野における国際協力の推進を主張する」と述べました。

　28日にロシア外務省の報道官が人権報告書を発表し、アメリカやEU・欧州連合、イギリスなどの人権状況を批判し、残酷な刑罰の合法化や人種差別、入国制限、反テロや人道主義における行動での武器乱用などの問題を指摘しました。

　これに対して、洪磊報道官は「中国は相互尊重と平等待遇の原則を踏まえ、人権分野における対話と交流を展開し、互いに経験を学びあい、相互理解を深めることを主張する」と述べました。（万、吉野）

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