中国の温家宝首相と日本の野田佳彦首相が25日北京で会談しました。その後行われた日本側によるプレス・ブリーフィングでは、首脳会談の進展について説明が行われました。

　横井裕外務報道官によりますと、中日首脳会談では、中日関係と朝鮮半島情勢の部分について、北京時間の16時40分からおよそ80分間会談したということです。中日関係では、来年の国交正常化40周年に向けての戦略互恵関係深化を目指し、政治的相互信頼の増進、東海での協力の推進、東日本大震災を契機とする中日協力の推進、互恵的な経済関係のグレードアップ、両国国民間の相互理解の増進などについて会談しました。（劉睿）